豆知識 警告灯(警告ランプ)

車の警告灯(警告ランプ)は、車が「ここに異常があるよ!」と教えてくれる大切なサイン。
知らずに放置すると、重大トラブルや高額修理につながることもあります。

以下に、主要な警告灯一覧・意味・対処方法を分かりやすくまとめました

 

赤色ランプ:すぐに停車・要点検

警告灯 名称 意味 対処方法
エンジンオイル圧力警告灯 エンジンオイルが不足または圧力低下 直ちに停車。オイル量確認。走行続行はNG(焼き付きの危険)
冷却水温警告灯 エンジンがオーバーヒート エアコンOFF→安全な場所に停車。水温が下がるまでエンジン停止
ブレーキ警告灯 サイドブレーキ引き忘れ or ブレーキ系異常 サイドブレーキ解除でも点灯なら整備工場へ
バッテリー充電警告灯 オルタネーター(発電機)異常 電気系統が機能しない可能性。早急に点検を。
シートベルト警告灯 ベルト未装着 着用すれば消灯。
座席に重めの荷物を置いた場合、乗車していると認識される場合がある。
ドアオープン警告灯 ドアまたはトランクが開いている 全ての扉を閉める。
全て閉まっていても警告灯が点灯している場合は、ドアスイッチ故障の可能性がある。
エアバッグ警告灯 衝突安全装置の異常 エアバッグが作動しない可能性あり。早急に点検と診断が必要。
排気温警告灯 エンジンや排気系(マフラー・触媒など)内の温度が異常 排気系の温度異常・触媒トラブルの可能性。安全な場所に停車し、エンジンを止めて冷却

黄色ランプ:注意・早めに点検却(走行可能だが整備推奨)

警告灯 名称 意味 対処方法
燃料残量警告灯 燃料が少ない(残5〜10L) 燃料切れの可能性があるため、すみやかに給油が必要です。走行距離の目安は車種によって異なりますが、一般的には30~50km程度です。
エンジンチェックランプ センサー・排気・燃焼系異常 異常部位を特定できないが早急に点検と診断が必要。
VSC(ビークルスタビリティコントロール)警告灯 スリップ防止装置作動または異常 点滅=作動中、点灯=異常。走行は可能だが整備推奨。
ABS警告灯 ブレーキ制御の電子系異常 通常ブレーキは効くが、ABS機能が無効。早急に点検と診断が必要。
トランスミッション警告灯 変速機に異常 シフトショック・加速不良があれば即整備。
メンテナンスランプ 点検・オイル交換時期 交換後リセットでOK。放置しても走行可。
       
       
       

緑・青ランプ:作動中の“お知らせ”(異常ではない)

警告灯 名称 意味 対処方法
ハイビームインジケーター ハイビーム点灯中 対向車が来たらロービームへ切替。
冷却水温ランプ エンジン始動直後で冷却水温が低い エンジンが温まるまで急発進や高回転走行は避けましょう
クルーズコントロール クルーズコントロール機能が有効 セット中は速度を一定に保つ
レーンキープアシスト レーンキープアシスト機能が有効 車が走行中に車線(レーン)からはみ出さないように支援する
レーンチェンジアシスト レーンチェンジアシスト機能が有効 車線変更(レーンチェンジ)を安全に行うために支援する
       
       
       
       

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